<$BlogRSDUrl$>

Tuesday, September 30, 2003

Ice Hockey!!! 

遂にTUCK名物のIce Hockeyが始まった。ここではHockeyと言えばIce Hockeyなので、単に"Hockey"と呼ばれている。開始が夜の10時というありえない時間帯なのだが、アングラの学生がその前の時間を押さえているということと、僕たちTUCKIESもスタディグループが終わってからしか参加できないということでこのような設定になっている。

大半の学生はHockeyはおろか、スケートさえろくに経験したことがないので、Aチーム、Bチームの更に下に位置する"Tripod"に登録している。"Tripod"とは「三脚」の意味で、Hockeyのスティックがなければ立ってもいられないという状態をもじっている。

今日は初日とあって、60~70名くらいが参加していただろうか。いつもの顔ぶれが揃い、彼らが"Oh my god!"と叫びながら転倒している様を見て大笑いしているとこっちも転倒するという具合である。ただ運動神経のいい連中はすぐにコツをつかめるようで、いつの間にかスムーズに滑り出す。僕も終了時間直前になって習った左右ターンができるようになり、「あれ、実はうまくなるかも」と気分も上々でスケートリンクを後にする。Hanoverの長い冬は屋外スポーツが事実上不可能になるため(スキーを除く)、夜や週末はHockey漬けの生活を送ることになりそうだ。

それにしてもHockeyは重装備である。全て用具を買い揃えるのに2時間もかかってしまった。シャツと靴下は当然Dartmouth Greenを選びました。

Monday, September 29, 2003

Women’s Soccer 

まだ捻挫が完治していないので、今日は妻が初めてプレーするWomen’s Soccerにサポーターとして参加する。Women’s SoccerはTUCKの学生及びパートナーで構成されており、初日の今日は20名弱が集まった。本格的にサッカーをやっていたらしい二人を除き、コメディのようなドタバタサッカーが繰り広げられる。僕は奥様方を応援する4、5人の男性陣に加わって、彼女たちのプレーに大笑いしたり野次を飛ばしたりして楽しい一時を過ごした。

Men’s Soccerと違い南米人の占める割合が高く、英語とスペイン語が飛び交う環境であったが、サッカーにはあまり言葉は必要ないので、妻もなかなか楽しめた様子。実際参加者の中でも安定したプレーぶりが目立っていた。旦那連中からも「お前の奥さんはうまいな」と褒められ、いつもは自分がプレーしている方なので、何だか不思議な気分であった。こういうのも悪くない。(9月26日)

Accounting Mid-Term 

前日にAssistant DeanのSallyから「明日はAccountingの試験だけど、みんなが試験中に眠くならないようにCoffeeを朝8時からServeするのでもし良かったら少し早めに学校に来てね」というメールが届く。またSallyからは「Leading Organizationの宿題提出期限をAccountingの試験が終わる明日一杯まで延期します。まずは試験頑張って」というメールも届いた。こういう細かい配慮は本当にTUCKならではだと思う。

試験はノート1枚と計算機だけ持ち込み可能で、3時間以内に答案を提出する形式。ノート1枚と言えば、冗談好きのProf. Stockenが”You can write whatever you want, front and back… and SIDES.”と言った時は思わず壷にはまって一人で大笑いしてしまった。日本人的には「書けねーよっ」と突っ込む所である。

Balance Sheet, Income Statementの読解、Cash Flow Statementの作成、各種Ratio(ROA/ROE, Debt Equity Ratio, Current Ratio/Quick Ratio等 )に関する簡単な分析が出題された。仕訳は相変わらずBoringかつConfusingなのだが、話題が分析に移行するにつれて徐々に面白くなってきた感じがする。一方どんどん進んでいく展開の速さと膨大な読書量は相変わらず頭痛の種である。(9月25日)

Forbes Ranking 

DeanのPaul Danosから、「WSJに続いてForbesからビジネススクールのランキングが発表された」とのメールを受け取る。ForbesもWSJと同様、TUCKを非常に高く評価してくれる媒体であり、TUCKは前回と同じ4位にランクされた。こちらはMBA取得に対する費用対効果(ROI)が評価の基準となっている。TUCK作成のビジネススクール総合ランキングはこちら

Monday, September 22, 2003

AGM Final 

AGM (Analysis for General Managers)のFinalテストが終わった。AGMはCaseを基に毎回クラスでディスカッションを行うという内容だったが、活発に交わされる議論の流れについていくのがまだなかなか難しく、自分の考えを英語で組み立てている間に話題が移ってしまう(The moment has passed…)ということもしばしばであった。一方これという答えがないだけに、いつも曖昧なまま時間切れとなってしまうのが不満と言えば不満だった。

前者については英語力が向上するにつれて解決していく問題だろう。後者についてはFinance, Accounting, Marketingを初めとする自分の基礎知識が上がってくるにつれて、また違った角度から分析できるようになるかもしれない。そう言う意味では(Practicalかどうかは別にして)Case Studyは自分の成長度を図るにはもってこいの手段と言える。

テストは予め配られたCaseを好きなだけ時間をかけて読み(今回はStarbucks)、封筒に入った問題を空けてからは3時間以内に解答を終えなければならないというものである。各自家に持ち帰って実施するので、時間制限はHonor Codeに委ねられている。かなり長めのCaseであったが、思いっきり簡略化すると「環境問題や途上国の労働問題を盾に揺さぶりをかけてくる圧力団体に対してStarbucksがとるべきスタンスをRecommendしろ」というものである。僕は、

(1) Restate Corporate Values
(2) Effectively Communicate with Stakeholders
(3) Establish Alternative Goals

という三つの柱を軸に論理を組み立て1,000-1,200 Wordsという指定された範囲で議論を展開した。3時間という限られた時間、Caseという限られた情報の中で戦略を立案するというのはどだい無理な話なのだが、先日Prof. Finkelsteinと話した際に「君は実際のビジネスと違うと言ったが実際のビジネスだって時間や情報は有限だよね」と言われ、確かにそうだなと考え込んでしまった。完璧な準備や完璧な情報などどこにも存在しない。これは元々僕の持論でもある。考えすぎて動けなくなるくらいならまず動いてみようというのが僕のスタンスだ。「Case Studyから得られるもの」については、引き続き今後の課題としたい。

Sunday, September 21, 2003

WSJ Ranking 

Wall Street Journal (WSJ)のビジネススクールランキング2003が発表された。TUCKは過去2年間、第1位にランクされていたのだが、今年は2位に後退してしまった。WSJは企業のリクルーターからの評価を基に順位を算出しており、最も一般的に認知されているUS NEWS、Business Week(TUCKは昨年10位)とはかなり異なる結果となっている。

ただTUCKではそういうことを気にしている人はいないようである。広報や学長からメールが送られてきても話題にさえ上らない。みんなランキングが水物で、自分たちの価値とは無関係ということを分かっているのだろう。こういうクールなところがまたTUCKの良いところである。

Saturday, September 20, 2003

Sprain 

夕方からSachemグランドでサッカー部の練習があった。今日からの数日で10月のMBA World Cupに出場する20人(Aチーム)を選出するという連絡が2年生のキャプテンであるBJからあったため、忙しい勉強の合間にも選手たちが続々集まって来る。僕にとってもサッカーは心身をリフレッシュするために不可欠な時間であり、明日に迫ったDECSIのテスト勉強も早めに終わらせて駆けつける。

人数が多すぎるためいくつかのグループに分けられたのだが、僕は最初に別のグランドで試合をして、後半にBJたちがノートを片手に「評価」する本グランドでプレーすることになった。「Midfieldでプレーしたい」という人があまりにも多く、どうにも話がまとまらないので、止む無くあまり得意ではないフォワードを選択する。が、2年生を中心とする相手チームは相当レベルが高く、終始攻められっ放し。フォワードの僕までボールが回ってくることもほとんどない。一度だけやってきた1対1の決定期は左アウトサイドで左隅を狙ったのだが、同じ1年生のOlivierにセーブされて天を仰ぐ。

そうこうしているうちに終盤戦に突入。疲れもあって足が止まり始めた頃、相変わらず精力的に動き回っているJoeにプレスを掛けに行ったところ、彼が思いっきりクリアしたボールを至近距離で足首に受けてしまった。猛烈な痛みが走り、這ってグランドを後にする。入った足の角度が悪かったのと、相手が異常に屈強なJoeだったのが不運だった。明らかに捻挫である。元々このレベルが高いチームの中で20名に選ばれるのは至難の技だったのだが、これで完全に戦線離脱となった。残念だけど一日も早く足を直してまた楽しくプレーしたい。(9月17日)

DECSI Mid-Term 

DECSI (Decision Science)のMid-Term(中間テスト)があった。阪神ファンのY氏は「中間テストなんて言う単語を聞くのは前回阪神が優勝して以来だ」と言っていたが、確かに30前後のいい大人が中間テストに追われているというのもおかしな光景である。授業が始まって2週間ちょっとでもうテストというのも驚きだが、あまり課題がたまってしまうとCatch Upするのが大変なのでこのくらいの間隔でやってくれた方が逆にありがたいと考えることもできる。

DECSIは主にSpread Sheet(要するにExcel)とそのAdd-Inソフトを使って定量分析を学ぶクラスである。あまりExcitingな授業ではないのだが、意思決定手段の一つとして実際に広く使われているツールであり、漠然としたCase Studyよりも「学べている」という感覚は強い。Open Book形式(教科書、ノート、パソコン持ち込み可)、かつどこで受けてもいい(寮住まいの学生は部屋に帰って行く人も多かった)という非常に自由度の高いテストであり、きっかり3時間以内に紙の答案用紙を提出、同時にファイルを指定された共有フォルダにアップするというのが唯一のルールである。

結果は…思っていた以上に出来が悪かった。元々この授業に一番苦労していたのであるが、試験前の復習で何とかRecoverできたと思っていた。Finalに向けてもう一度仕切り直しである。ともかくTUCKで最初のテストが終了した。今週末は持ち帰り形式のAGMの試験がある。(9月18日)

Sunday, September 14, 2003

日記が書けない理由 

日記が書けない。元来同じ事を毎日こつこつできるタイプではないので当たり前と言えば当たり前なのだが、やはり「時間がない」というのが主な理由である。「10分や15分捻出するのは不可能じゃないだろう」と自分でも思うのだが、実際その10分や15分が惜しいのである。Study Groupから戻る午後11時頃からは、更に宿題の分からなかったところや曖昧なところを復習するのが日課になっている。後は眠さが限界に達するまで机にかじりついているので、やはり日記に割ける時間がないのである。今週はMidterm Examが二つあるので更に踏ん張り所が続く。(9月14日)

September 11 

朝の8時50分になると、AccountingのProf. Stockenが突然「じゃあここで一旦授業を中断して少し黙祷の時間にしよう」と言い出した。一瞬何のことだか分からなかったが、程なく「そうか、今日はSeptember 11だったな」と言う事実を改めて思い出した。こちらの黙祷は日本と違って目をつぶる訳ではないのだが、みな神妙な面持ちでそれぞれ思いに耽っている。生徒の一人が泣きながら教室を出て行った。彼女は元来感情が豊かなタイプなのだが、実際近しい人が亡くなったという可能性も十分に考えられる。TUCKにはNYからも多くの学生がやって来ている。

DeanのPaul Danosからは次のようなメールが届いた。

「今日は私たちの全てに多大な影響を与えた日の2周年にあたります。その影響は今も甚大で、これからも未来永劫消え去ることはないでしょう。TUCKの学生の皆さんも、黙祷を捧げたり、教会を訪れたり、川沿いを歩いたり、あるいは少しだけ手を止めて、亡くなった方々、遺族の方々のことを思い出して下さい。私自身も祈りを捧げるつもりです。特にこの事件で亡くなったTUCKの卒業生に、あなたたち全てに同じことをするように勇気を与えてくれたTUCKの卒業生に祈りを捧げたいと思います。」

TUCKの卒業生がどれくらい犠牲になったのかは分からないが、卒業生の多くが花形の金融業界へ進むことを考えると、決して少ない数ではないだろう。この事実は容易に受け入れられるものではない。(9月11日)

Monday, September 08, 2003

落ちこぼれ 

最近Study Groupを通じた分かったことがある。TUCKの学生たちは、英語を流暢に話すという事実だけでなく、個人の能力、ビジネス経験ともに極めて高いレベルにあるということだ。TUCKという学校の評判の高さを考えれば当たり前と言えば当たり前なのだが、僕のStudy GroupだけでもMcKinsey, Merrill Lynch, Deloitteと名だたる企業(むしろPost MBAの企業)で働いた経験の持ち主が集まっている。つまり「彼らの英語について行けない」という言い訳は時に的を得ていない。彼らの頭の回転の速さ、アウトプットの質の高さに驚くことが少なくないからである。

これはかなりショッキングな事実だった。つまり僕は本格的な落ちこぼれになっている訳である。「わーい、人生で初めて落ちこぼれたー」等と悠長な冗談は言っていられない。自ら望んで飛び込んだ環境とは言え、精神的にも体力的にもなかなか厳しいものがある。今はただこの苦しさが将来の自分に大きな果実をもたらすであろうことを信じて頑張るしかない。

毎日集まるStudy Groupは午後8時から11時くらいまでと大体ペースが決まってきたが、僕は居残りで教えてもらったり、帰ってから更に夜半まで宿題に追われる日々が続いている。

Friday, September 05, 2003

FAQ 

よくありがちな質問に「MBAって大変なの?」というのがある。実際僕も最近までは「毎日とても読みきれない量の宿題が出されるって本当ですか?」なんていう質問をしていたのだが、本プログラム開始から1週間が経過してみて、何となく実態がつかめてきた。結論から言うと、「とても読みきれない」ということもないのだが、スキミングするところと熟読するところを見極めたとしても、しっかり準備しようとするとやはり睡眠時間を削らざるを得ない。

特にFinancial Accounting(FA)やDecision Science(DecSci)は僕にとって未知の領域であり、分厚い教科書と込み入った内容に苦戦するはめになっている。同じ日本人でも銀行出身の人たちは「初めてStudy Groupに貢献できてるよ」と嬉しそうに話していたので、定量系の分析が多いFall Termはやはり有利だなあと隣の芝生が青く見えたりしてしまう。

ただそういう苦手な定量分析も含めてGeneral Managementに必要なTheoryや応用を学びに来ているのであり、苦労しながらも、「面白い」と感じることができているので、まだまだ余力はあると思う(思いたい)。内容も徐々に高度になっていくので、来週からが正念場である。

金曜日の午後は1週間のハードワークから解き放たれて好きなことができる唯一貴重な時間である。5時からはサッカー、7時からはTUCK日本人1年生会、9時からはOutward Boundの”Boat 5”飲み会に参加し、忙しくも楽しい一時を過ごした。(9月5日)

Wednesday, September 03, 2003

Class Begins 

いよいよ本プラグラムが始まった。やはりOrientationとは雰囲気が異なり、クラスでもこれまでにない緊張感が感じられる。AGMの最初のCaseはあまり馴染みのない分野(Boat/Sailing)だったのだが、Study Groupでのディスカッションで何となくOutlineはつかめていた。終盤に一度発言する機会が与えられたのだが「その議論はとっくの昔に終わってるな。はい次誰か」とあっと言う間に流されてしまった。がっくり。言いたかったことを言う前に遮られてしまったので、もう少し話を聞いてくれてもいいのにと思いつつ、今回改めて学んだことは、

・結論を先に言ってインパクトを与えなければならない
・International Studentだからと言って容赦はしてくれない

ということである。AGMは"Why Smart Executives Fail”という本を書いたTUCKの中でも有名な部類に入るFinkelsteinという教授が教鞭をとっている。Demandingではあるが、日々少しでも進歩が実感できるように、チャレンジを続けていきたい。(9月2日)

Study Groupのメンバーとは毎日顔を合わせているので大分気心も知れてきた。午前中に授業を2コマ、午後は個人で予習をして、夕方からStudy Group、家に戻ってまた予習と復習という生活のリズムにも段々慣れてきた感じがする。

今日学校に行く途中の道で黒い熊を目撃した。それほど巨大ではなかったが、明らかに熊だった…木に登ろうとしていたのだが、僕の車が通り過ぎると木から下りて道を走って渡っていた。まさか本当に熊を目撃することになるとは。白昼堂々民家に現れるということが分かり、冗談ではなく気をつけなければいけなくなってきた。(9月3日)

Tuesday, September 02, 2003

Labor Day 

今日はLabor Dayで学校はお休み。引き続きAGMとLOの予習に励む。その後、夜7時からTUCKの一室に集合してStudy Groupの打合せを行う。他のメンバーにとってもまだ勝手が分からないらしく、「とりあえず明日が最初の授業だから、教授がどういうことを我々に求めていて、どういう風にStudy Groupを進めていけばいいのか、段々はっきりしてくるだろう」ということで、結局10時半でお開きとなる。Case Discussionに答えは存在しないので、放っておくと議論もエンドレスになる。幸い僕のStudy Groupには我を張って議論を混乱させるような人はいない。議論の進め方も話す内容も至って合理的である。この3時間半という時間が長いのか短いのか。まだ暫く手探り状態が続きそうだ。

ライトアップされたTUCK Hallを横目に見つつ、CR-V号で家路につく。街灯が少ないので夜道は本当に暗い…先日、大家さんより「最近この辺りに熊が出たので気をつけて下さい。残飯等は外に置かないように。見かけたら立ち向かわないで警察まで連絡を」というビラが配られたばかり。「立ち向かう訳ねーだろっ」とビラに突っ込みつつ、「本当に出たらどうしよっか」と妻と対策を練る。あまり急に動くと危険なので、ゆっくり後ずさりするという意見で一致したものの、実際お目にかかったらどうなるんでしょう。

長かったようで短かった助走期間を終え、いよいよ明日から本プログラム突入である。(9月1日)

This page is powered by Blogger. Isn't yours?