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Sunday, November 30, 2003

Montreal 

週末を利用して車で初めての国境越え、カナダのモントリオールへ向かう。冬服の買出しが目的である。Hanoverではあまりデザインのいい服がないので、3時間強という時間をかけてでも都市へ出かける必要がある。

一番活気があるというSt. Catherine通りをホテルのフロントで教えてもらい、ここへ向かう。初日の夕方はあまりの大雨に買い物を途中で断念。仕切り直しの二日目は吹雪…でも雪の方が傘を差す必要もなく、むしろ雨よりも行動しやすい。ただ吹雪に近い雪だったので顔が痛くて大変だった。Hanoverの冬のちょっと先取り体験という感じだろうか。

結局妻はいい服が見つかり良かったのだが、僕のは見つからずじまい。たまにこれいいかなと思ってもとにかくサイズがでかい。Sサイズがあまりない上にMサイズではブカブカなので話にならない。日本でもレディースの方が格好良かったり体にフィットするのでよくレディースを買っていたのだが、今回の限られた時間ではいいものが見つからなかった。今度NYにでも行くとしよう。

料理は気のせいかとてもおいしく感じた。ケベック州はフランス語が公用語なので街を飛び交う言葉も当然フランス語、街もどことなくヨーロッパの雰囲気が漂っている。料理がおいしいのはそのせいか、それともアメリカの料理(TUCKの学食?)があまりうまくないのか、その辺りはまだ不明である。

ところで最近すっかりWeekly化しているこのウェブログであるが、各方面から激励の言葉をいただき、頑張らなければという気持ちを新たにしているところである。頻度が急に増えるとは思いませんが、New Englandでの生活、MBAの学生生活をできるだけ伝わりやすい形で綴っていきますので、今後ともご愛読よろしくお願いします(^^)

Thanksgiving 

人生で初めてアメリカの家庭のThanksgivingを体験した。TUCKがInternational Student(希望者)向けにTUCKのスタッフを割り当てて、Thanksgiving Partyに招いてくれるというプログラムに手を挙げたのである。僕と妻は日本人のY氏一家、中国人でTUCK03のKeKe, 同じくTUCK04のClintと一緒にFinance ManagerであるLizの家へ招待された。

Lizの家はTUCKから北へ20分ほど走った山の中腹にあり、着いた途端まずその大きさとテラスから見渡せる広大な景色に圧倒された。何でもこの辺の森一帯は彼女の家の所有地だそうである。Grandpaが家の中を丁寧に案内してくれたのだが、数年前に熊がやってきて網戸を爪で引っかかれたという跡も見せてもらった。そりゃあここなら熊も出るだろう。

料理は本当にFantasticだった。アメリカの伝統的なThanksgiving料理であるターキー、マッシュポテト、アップルパイ、パンプキンパイなど、とても食べきれない量の豪勢な料理がテーブルに並んだ。目の前でこれだけ大きい、あの「七面鳥」を見たのも恐らく人生で初めてだろう。心ゆくまで写真を撮った後はLizの旦那様が見事な手さばきでターキーを切り分けてくれる。

食事が一段落した後は敷地内をみんなでお散歩。これもデザートを食べるまでお腹をすかせる手段として恒例だそうだ。散歩にはLizの愛犬であるラブラドールのBrownieとBowerもお伴する。8歳のBrownieは落ち着いたとても頭のいい犬なのだが、5歳のBowerはまだまだやんちゃ盛りなのか、極めて落ち着きがない。ボールを投げてもらってはそれを走って取って来てまたそれを落とすということを延々と繰り返している。アメリカにもバカ犬(失礼)がいるんだなあと、我が実家のバカ犬を思い出して嬉しくなった。そういう僕もついBowerと一緒にボールを追っかけてしまった。バカ人間ですいません。

その後イタリアで始まったというBocce(ボーチェ)というボーリングのようなゲートボールのようなゲームをGrandpaに教えてもらってこれに熱中する。すぐ終わるのかと思いきや、僕がリードすると「まだだ。どっちかが10点取るまでが勝負だ」とちょっとムキになるGrandpa。何だかとっても可愛いおじいちゃんである。僕が5対1までリードしてしまった段階でちょっと居たたまれなくなりY氏と交代。でもおじいちゃん、ここから本領発揮。さすがベテラン、端から見ていても本当にうまかった。Bocceの大会では大勢集まって酒を飲みながら一日中これを楽しむそうだ。

その後、デザートを食べ、もうお腹いっぱいという辺りでご主人が「アメフト見たい」と言い出し、渋い顔をするLizを横目にテレビへ移動。マイアミ対ダラスの試合をやっている。食事の後にカレッジフットボールやNFLを見るのも、これまた一般的なアメリカのThanksgivingの過ごし方だそうだ。僕はアメフトのルールはほとんど知らなかったのだが、ご主人がワンプレー毎に丁寧に説明してくれたので一通り理解できた。せっかくアメリカに来たのでアメフトくらい知らないと思っていたので丁度良かった。最近は野球のシーズンが終わってしまったのでテレビのスポーツチャンネルも専らアメフトとホッケーである。

結局お昼の12時から夕方の5時まで居座ってしまった。帰るタイミングが難しいなあと思っているとClintが「明日早いのでそろそろ失礼します」と言うので、僕たちも一緒に帰路へ着く。それにしても盛りだくさんの楽しいThanksgivingだった。Lizとご主人、Grandpaには本当に感謝である。

Tuesday, November 25, 2003

Jargon 

授業の内容はこちらに来て初めて学ぶものばかりなのだが、Economicsはかろうじて「なんか見たことある」という図や概念が多い。経済学科出身だったからだが、情けないことに当時はいかに勉強しないで卒業するか、いかに定量系の授業を避けるかに集中していたのでほとんど一から学んでいるに等しい。

当然のことながら「学問」には多くの専門用語がつきものである。Economicsを学んでみて気がつくのは、この専門用語の多くが日本語にそのまま直訳されているということだ。例えば消費者余剰(Consumer Surplus)、外部性(Externality)、死加重損失(Dead Weight Loss)などであるが「死加重損失」まで来ると気味の悪いくらいの直訳である。この硬い日本語が経済学をとっつきにくくしている理由の一つではないだろうか。一方ファイナンスは比較的新しい学問のためか、日本へもカタカナで入ってきているものが多い。

ところで英語で初めて学ぶということは、日本語で説明できないということでもある。留学帰りで思わず横文字が出てしまうというのは、一見嫌味なのだが、実は単に日本語が分からないということが多いのではないだろうか。日本へ帰って横文字ばかりでひんしゅくを買わないためにも、二度手間ではあるが、重要な概念は折をみて日本語で再確認する必要がありそうだ(まだ当分先の話)。

Cap M Mid-term #2 

Cap MのMid-termその2が終了し、土日を含めた5日間のThanksgiving holidayが漸くやって来た。連休が明けるとFinalに向けてラストスパートの時期に突入するのであまり気は抜けないのだが、待ちに待った暫しの休息である。

結果は返ってくるまで分からないが、前回よりも手応えはあった(希望的観測)。前回はテーマがBondだったのだが、今回はStockだったので、心理的にも少しとっつきやすくなった感じがする。Cap Mは持ち込み不可なのだが、復習がてらメモを作って試験直前まで何度か見直した。こんなことをやっていますという参考までにファイルをアップしてみました。

Sunday, November 23, 2003

In Danger? 

TUCKに来て以来二度目の「呼び出し」を食らった。今度はSTATS(統計学)である。STATSはStudy Groupに割り当てられる課題がなく、週に一度個人の宿題が課されるだけなので、いつも後回しになっていたのだが、その結果がもろにMid-Termに出てしまった形だ。呼び出しに関するGood Newsは教授と1対1でゆっくり話をする機会がもてることである。インド系のProf. Ailawadiの部屋で最初に言われた言葉は”What happened, Rio?”だった。僕にとっては理由は明らかだったので、元々数学が苦手な上に、Study Groupの課題に時間を割きすぎて結局過去問にも手がつけられないままテストに臨んだこと等を伝える。彼女の言葉を借りるとどうやら”You’re in danger”ということらしい。

彼女の提案は非常に説得力のあるものだった。「まず毎日少しでもSTATSに取り組むこと。Review Sessionには必ず出ること。Study Groupを重視する姿勢は素晴らしいが、少し自己中心的になってもいいから自分の時間を作ること。クラスでも遠慮なく質問や発言をすること。もしあなたが初歩的な質問だと思っても、他にも同じ疑問を持っている生徒は必ずいるので彼らを助けることにもなる」などなど。「統計学」という内容だけにとても「人気がある授業」とは言えないのだが(朝一の授業が終わった後、”So exhausted…”と言っている学生をたまに見かける)彼女の前向きで一生懸命な姿勢には好感をもっていた。今回じっくり話をしてみて、改めて彼女の人柄の良さを実感した。

それにしてもFall Aに続きFall Bでも問題児が現れた。次から次に出てくる課題を一生懸命手で塞いでいると、思わぬところから綻びが出る「もぐら叩き」をやっているような気分である。幸い数字三昧のCap M、GEM、及び英語でのコミュニケーション能力が問われるMan Commは今のところ何とかUnder Controlなのだが、一度に二つ問題児が出るとかなり厄介なことになると思う。Fall B終了まであと3週間ちょっと。Finalに向けて息の抜けない日々が続く。

Admissions Hosting 

Admissions HostingとはTUCKのAdmissions Officeからの依頼で在校生がApplicantのエスコートをするボランティアである。まだ人の世話をしている場合ではないのだが、こういう機会はなるべく手を挙げたいと思っていたので、イントラネットでサインアップしてみる。Hostingと言っても、朝Admissionsに立ち寄って割り当てられた学生を教室までエスコートし、授業が終わったらまたAdmissionsまで送り届けること、お昼に食事を一緒に取りながらApplicantの質問に答えることくらいなので、そんなに大きな負担ではない。

僕にはAnthonyというPrinceton大学卒業で立ち居振る舞いも非常に堂々とした白人のエリートが割り当てられた。「他にHarvardとStanfordを受ける」とのことで自分のキャリアにも相当自信を持っているようだ。まだ英語もろくに操れない僕のHostingで逆にごめんなさいという感じである(笑)。Anthonyは彼女も一緒に連れてきていて3人で食事を取りながら話をしていると、Boat5の仲間であるScottが輪に加わってくれる。Scottが加わると会話のテンポも一気にギアチェンジとなり、僕は聞き役に回ることになったが、30分も話をすると「そろそろ限界」という感じだったので正直助かりました。

昨年の今頃は出願の佳境だったのだが、学校の内側から見ていると、毎日多くのApplicantをさばくAdmissionsも、受験する学生もやはり大変だなあと思う。先日もHarvard Summerで親しくなった韓国人のHannahから「やっぱりRioが薦めてくれたTUCKも受けたい」と相談を受けた。自分のことで精一杯ながらもApplicantの気持ちはとてもよく分かるので、できる限りのサポートをしていきたいと思う。

Monday, November 17, 2003

The Toughest Week 

底冷えの中、激しく雪が降ったかと思えば、翌日は晴天でコートを羽織らなくても外を歩けるというような変化の激しい気候が続いている。三寒四温という日本的なのんびりした気候の変化とはやはり少し違うようだ。

TUCKの1年目で最も厳しいのではないかと言われる1週間が漸く終わった。通常試験は授業の時間に割り当てられることが多いのだが、今週はみっちり授業が埋まっている上に、時間外にGEM、STATSと二つのMid-Termがあり、加えてMan Commでの即興プレゼンテーション、Cap Mの簡易プレゼンテーション等、許容量を超えたWorkloadである。日本人の中でも体調を崩す人たちが出てきたが、僕はなぜか心身ともにすこぶる好調である。とは言え、やはり試験勉強まではあまり手が回らず、GEM、Statsはちょっと厳しい結果となりそうだ。

Impromptu Presentation
Man Comm (Management Communication) の授業ではImpromptu Presentationという試みがあった。Prof. ArgentiはHarvard Business Review等にも寄稿している看板教授の一人であり、一見強面(スキンヘッド)で、厳しいことを言う反面、冗談も気が効いていて、基本的には温かい人柄なので学生からの信望も厚い。ただこの日は「プレッシャーの中でどういう対応ができるか」に主眼が置かれていたようで、初めから低い声で「今日はビデオで全員のプレゼンを撮影する。即興なので、前の人が言った最後の言葉から初めて3分間で話をしてもらう」と明らかに緊張感を高める演出である。この手のものにはそれ程緊張しないタイプなのだが、クラスメートたちの緊張がクラス中に伝染して僕もちょっとナーバスになってくる。最初に指名されたGlennがかなり緊張していて、一つも笑いが取れなかったので、余計に緊迫感が高まる。アメリカ人でも緊張する人は緊張するようだ。

クラスには60名の学生がいるので、いつ自分の番が回ってくるか全く予断を許さない。特に僕はヒアリングに問題があるので、彼らの最後の言葉を拾うのに人並み以上に集中力を要する。僕はArgentiの「即興なので何も準備しなくていい」という言葉を真に受けて本当に何も準備していかなかったのだが、中には予めいくつかストーリーを準備していた人たちもいたようだ。「人前で話すというのは恐怖を伴うものだが、前の日に眠れなかったり考え込んだりした人は、その恐怖が何に基づいているのかということを今後考えてもらう」という話もあったが、僕は前日ぐっすり寝たのであまりいいサンプルにならない。とは言え、僕にもやはり恐怖感はあり、今ここでの恐怖感は「全く英語が出てこなかったらどうしよう」というものである。

ちょうど3分が過ぎるとProf. Argentiが大きな声で次の学生の名前を読み上げ、指名された学生が席から演壇へ降りていく。緊張でメロメロになってしまう学生がいる反面、即興でも堂々と、しかも面白おかしく、人を惹きつける話ができる学生が多く、これには本当に感心させられる。結局僕が指名されたのはちょうど半ばを過ぎた頃だっただろうか。それまで発表が終わる度に「この言葉だったらどういう話をしようか」と頭を慣らしていたので、何となくリズムはつかめていた。

僕の前の学生の最後の言葉は幸運にも”TUCK School”だった。これならいくらでも話すことがありそうだ。階段を下りながら「さてなんの話をしようか」と考える。5、6名毎にビデオテープを入れ替えるのだが、その間、次の学生は前でじっと待たされることになる。丁度僕の前でテープ交換となり、沈黙の中、演壇で時が過ぎるのを待つ。最前列に陣取ったArgentiはこちらをじーっと見つめて更にプレッシャーをかけてくる。負けてなるものかと僕もArgentiの顔をじーっと見つめ返す。

そんな余計なことに気を使っていたので「はいどうぞ」となったときにいきなり頭の中が真っ白になってしまった。「TUCK School と言えば、えーっと、僕のDream School で…僕は三つ学校を受験したんだけど…」と訳の分からないことを話し始めている自分に気づき慌てて軌道修正。「そんなことはさておき、TUCKの素晴らしいところはフレンドリーな校風だと思うが、僕が最初に戸惑ったのは廊下で”What’s up, Rio?”と声をかけてくれる人たちに対してどういう風に返事をするかだった。最初はいちいち真面目に受け取って、えー週末は映画を見たよなあとか一生懸命思い出そうとしていたが、ある時点からどうやらこの挨拶にはあまり意味がないということが分かり、今では気軽に”Not much”と言えるようになった」というような話をした。現場のニュアンスを伝えるのはちょっと難しいが、これがなぜかアメリカ人に受けたようで、笑いと拍手に送られて席に戻る。普段はクールな隣りのVeronicaも笑いながら迎えてくれたので、何とも言えない安堵感に包まれた。

クラスの後の課題は、自分の映像をビデオで三度見て(最初はノーマル、二度目は音声を消して、最後は早送りで)、緊張したときの自分の癖やBody Languageの効果について自己評価するというものである。できれば見たくない…

Market Update
Cap Mの授業では毎日”Market Update”と呼ばれる学生による簡易プレゼンテーションが課されている。これは授業のトピックに即して、最新のマーケット情報を紹介しつつ、面白おかしく発表しなければならないというなかなか難しい課題である。Study Groupとは別に個別にグループがアサインされるのだが、僕は何とStatsの試験があるこの最も忙しい週の金曜日、しかもMan CommのImpromptu後の授業での発表という強行スケジュールとなった。メンバーはロバート・デニーロ似のEdとインド人で”That’s the key actually, dude!”が口癖のAmitと僕の三人である。

たかが3分の発表なので簡単に準備を済ませるのかと思いきや、3日間に渡って計5時間以上の時間を費やすことになった。「もういいんじゃない、そんなところで」と言いたくなることもあったのだが、この辺りの妥協のなさと真面目さには驚かされた。資本調達コストに関する基本的なテーマと流れを決めた後は、この題材でどう面白くするかということに3人で頭を抱える。

最終的にはEdの発案で漫画のシンプソンズの映像を使ったり、株の変動リスクを宿題の多い教授とそうでない教授の変動リスクに掛けたり、その教授の若い頃の写真を使ったりして、かなり質の高いエンターテイメントに仕上がった。当日は僕はちょい役だったのだが、もう出来上がった時点で受けることは分かっていたので、3人とも自信を持って発表に臨む。結局予想した通りクラスも大いに盛り上がり、Prof. Womackからも「前のクラスの発表がすごく良かったからそれを越えることはありえないと思っていたが、君たちはそれをやってのけた」と賞賛のコメントをもらった。EdとAmitとはほんの一時的なチームメイトだったが「また機会があれば一緒に何かやろう」ということで意見が一致した。Study Group以外の学生とこうやって何かを作り上げるという機会はこれまであまりなかったので、なかなか楽しく、いい経験になった。実際にじっくり話してみると第一印象と随分違ったりする場合もあるので、なるべく多くの学生とこういう協働の機会が持てればと思う。

Sunday, November 09, 2003

Fall A Grade 

Fall Aの成績が返ってきた。と言ってもオンラインでチェックするだけなので、何だかちょっと味気ない。成績は高い順にH, S+, S, LP (Low Pass), F (Fail)という具合なのだが、結局心配したLPを取ることもなく(かと言ってHを取れる訳もなく)極めて標準的な成績であった。ただFall Bの科目にあるCap MやStats, GEMも非常に数学的であり「何だMBAのコアって数学だったのか」と今更ながら気がついた次第である。高校1年から全く数学に手をつけていない(算数しかやっていない)僕にとってどれだけ厳しい環境かは想像に難くないと思う。

そんな折、Study Group後の午後10時頃に校内のソファでメールを打っていると、Outward Boundのボート仲間であるCarolynが通りかかり「あらRio、最近あんまり話してないわね。ちょっと寄って行こうかしら」と隣りに座ってきた。最近では顔見知りになった友達とも校内ですれ違って挨拶は交わせど、なかなかゆっくり話す機会がなくなっていたのだが、こういう時間は結構貴重である。彼女は一見強気で頑固な典型的アメリカ人女性という感じなのだが、実際は年長者ということもあり、何かと周囲に気を使ってくれる頼れる存在である。結局TUCKでの生活から来年の大統領選挙まで多岐に渡る話題で盛り上がり、1時間半も話し込んでしまった(どちらかと言うとCarolynが一方的にしゃべってましたが)。彼女も彼女なりに悩んでいる部分はあるようで「自分のことを誰も知らない新しい環境で自分を分かってもらうのって難しいよね」という点で一致した。本当はまだ明日までにやらなければいけない課題が残っていたのだが、「そんなことよりもこういう時間をもっと大切にしよう」という気持ちになれる楽しい時間だった。

Reunion in Boston 

で、そのHalloweenの日に何をしていたかというと、僕の敬愛する会社のA先輩が出張でボストンに来るというので、車を飛ばして駆けつける(実際に車を飛ばしたのは妻です)。A先輩とは渡米直前に一緒に仕事をしていたのだが、その時にご一緒させていただいたF先輩(現在Boston UniversityのLaw School在学中)やN先輩(New HampshireのTech Companyでトレーニー中)、更にA先輩と一緒に出張に来た同期のH君と一緒にUnion Oysterでロブスター、クラムチャウダー、オイスターを食べまくり、その後、夜景評論家の異名をとるF先輩お勧めの”Top of the Hub(Prudential Center最上階)”でワインを飲みながら語り合う。2ヶ月半ぶりのボストンは何だか既に懐かしいような気持ちにさせてくれたのだが、先輩たちとの再会も本当に心が和んだ。また一緒に仕事をさせてもらえる日もそう遠くはないと思う。A先輩からは最後に「とにかく今しかできないことを悔いなく」という温かい言葉をもらった。普段は冗談ばかり言っているA先輩なのだが、この一言はとても心に響いた。(10月31日)

Happy Helloween 

10/31はHalloweenである。Halloweenと言われてもオレンジのかぼちゃ(Jack-O-Lanternと呼ぶらしい)が思い浮かぶくらいで、日本で生まれ育った僕には全く意味が分からない。周囲の話を総合すると、11月第4週のThanks Givingが家族と一緒にTurkeyで祝う「収穫祭」であるのに対し、Halloweenはおふざけ、お楽しみのイベントという感じである。前者は祝日になっているが、後者は祝日にはなっていないという違いもある。Halloweenの元々の由来は紀元前ヨーロッパにおける「死者を尊ぶ日」に辿りつくらしいのだが、こちらの人に聞いてみても「良く知らない」という程度なので、もはや深い意味はないのだろう。とにかくテレビはホラー映画一色。周囲の家々やショップにも魔女やゴブリン、くもの巣、骸骨など怖いもの特集のような飾りつけがされている。街行く人たちを見ていると、何でもありの仮装大会である。今回はパーティに出損ねたので、来年は是非どこかに顔を出してみようと思う。(10月31日)

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